日向 翔陽(ひなた しょうよう)
「おれはどこにだってとぶ!! どんな球だって打つ!!」 「おれにトス、持ってこい!!」
ハイキュー!!の主人公。
烏野高校1年1組。ポジションはミドルブロッカー。
小学校時代に町のテレビで観た春の高校バレー全国大会の烏野高校の試合に衝撃を受ける。
その試合には「烏野高校のエース・小さな巨人」を目指してバレーを始める。
身長も160cm前半とバレー選手には不利な面が多いが、驚異的な反射神経と瞬発力に加え、中学時代からの山越え通学で鍛えたスタミナ、そして、勝利とバレーへの執念の強さを人一倍持っている。
中学時代の敵だった影山と高校でチームメイトとなる。
バレー選手としては二流、三流だったが、最高のセッター影山との出会いによりその才能を開花させていく。
天才影山のトスを目をつぶってアタックする変人速攻。
その速攻は日向のスピードとバネでブロックのないところへ飛び、影山の正確無比なピンポイントトスをアタックするブロード。
とにかくバレーへの情熱がすごく、周りを巻き込んでいくパワーが日向の魅力。
その日向の好奇心、探究心、向上心の凄さがこの漫画の面白さだと思いますが、ツッキーやけんまみたいに「ちょっとそこまでできないよね」という人たちもいて、そこが現実的で好き。
でも、そんな現実的な人たちをも巻き込んで行く日向の純粋さに圧倒されるわけですが。
現代において、スポ根漫画って流行んないんだろうなぁ、という思いとは裏腹にここまでヒットしているところを見ると、やっぱり人間って熱いもの好きなんだよね、と思ったりします。
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